J . Y さん(女性 69歳)
この患者さんは上下とも一本も歯がなかった方です。
下顎には、当院でインプラントを2本入れました。左右のインプラントにバーを渡し、入
れ歯の粘膜面にバーのメス型(鞘)を装着します。このようなアタッチメントという装置
を入れることによって、お食事したときも外れたりすることなく、良く噛めているそうで
す。
さらに、下の入れ歯は「金属床」と言って入れ歯の内面に金属が入ることによって強度が
増し薄く作ることができ、違和感も少なくなります。
少しでも違和感が少なく快適に入れ歯を使って頂くのにはとてもオススメです!
歯科衛生士 成田
現在の入れ歯の状態
この患者さんは、入れ歯を入れてから10年経過しています。
下右の写真でお分かりと思いますが、上下とも裏打ちをしています。
歯を抜いた後は、年数の経過とともに入れ歯を支える骨が吸収(小さくなる)してきます。
これに対応するために裏打ち(リベース)をします。
骨の吸収は、抜歯後3ヶ月が一番激しく、3年にわたって大きな吸収が続きます。
抜歯後3年間は、注意深く吸収の状態を観察しなくてはなりません。
そのためにも定期チェックは欠かせません。
田中 武
今日の生け花です。 受付 ・ 山内
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